不動産鑑定士 過去問 【2007】 平成19年 建築基準法(混合問題)

不動産鑑定士試験での建築基準法は、宅建士試験と比べ、かなり難しいです。
ですが、類似の問題も多いため、参考になると思います。

不動産鑑定士 短答式 H19 建築基準法 問題

建築基準法に関する次のイからニまでの記述のうち、誤っているものはいくつあるか。

イ. 居室には、換気のための窓その他の開口部を設け、その換気に有効な部分の面積は、その居室の床面積に対して、10分の1以上としなければならない。

ロ. 建築物に設ける昇降機は、安全な構造で、かつ、その昇降路の周壁及び関口部は、防火上支障がない構造でなければならない。

ハ. 建築物の敷地は、いかなる場合であっても、これに接する道の境より高くなければならず、建築物の地盤面は、これに接する周囲の土地より高くなければならない。

ニ. 高さが60メートルを超える建築物の構造方法は、耐久性等関係規定に適合し、かつ、国土交通大臣が定める基準に従った構造計算によって安全性が確かめられたものとして必ず国土交通大臣の認定を受けたものとしなければならない。

  1. 誤っているものはない
  2. 1つ
  3. 2つ
  4. 3つ
  5. すべて誤っている



不動産鑑定士 短答式 H19 建築基準法 解説

 

イ. × 誤り

【問題】

居室には、換気のための窓その他の開口部を設け、その換気に有効な部分の面積は、その居室の床面積に対して、10分の1以上としなければならない。

【解説】

10分の1以上ではなく、20分の1以上です。

建築基準法28条2項
居室には換気のための窓その他の開口部を設け、その換気に有効な部分の面積は、その居室の床面積に対して、二十分の一以上としなければならない。ただし、政令で定める技術的基準に従つて換気設備を設けた場合においては、この限りでない。

 

ロ. 〇 正しい

【問題】

建築物に設ける昇降機は、安全な構造で、かつ、その昇降路の周壁及び関口部は、防火上支障がない構造でなければならない。

【解説】

記述の通りです。

建築基準法34条1項
建築物に設ける昇降機は、安全な構造で、かつ、その昇降路の周壁及び開口部は、防火上支障がない構造でなければならない。

 

ハ. × 誤り

【問題】

建築物の敷地は、いかなる場合であっても、これに接する道の境より高くなければならず、建築物の地盤面は、これに接する周囲の土地より高くなければならない。

【解説】

記述は、原則に過ぎません。

建築基準法19条1項
建築物の敷地は、これに接する道の境より高くなければならず、建築物の地盤面は、これに接する周囲の土地より高くなければならない。ただし、敷地内の排水に支障がない場合又は建築物の用途により防湿の必要がない場合においては、この限りでない。

 

二. 〇 正しい

【問題】

高さが60メートルを超える建築物の構造方法は、耐久性等関係規定に適合し、かつ、国土交通大臣が定める基準に従った構造計算によって安全性が確かめられたものとして必ず国土交通大臣の認定を受けたものとしなければならない。

【解説】

記述の通りです。(建築基準法20条,同法施行令36条)

 

誤っている肢は、イハ
以上より、解答はでした。 

肢のイロハは、しっかり押さえておいてください。

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