錯誤

canvasこの錯誤は、司法試験に出題されるような
奥の深い個所になりますが、

宅建の試験においては、誰が錯誤無効を
主張できるのか?

その要件は、整っているのかを聞いてきますので、その辺を重点に、勉強するようにしてください。




1.勘違いで契約してしまったら?

勘違いで、例えば土地を買おうとした場合、
該当物件が実は、隣の土地だったりしたら、どうなるでしょう?

この場合、以下の2点を満たせば、契約は無効と
主張できることになります。
このことを民法では、錯誤無効と言います。

①契約の重要な箇所につまり要素について勘違い(要素に錯誤

②その勘違いについて、重大な不注意(重過失)がなかった場合

 

2.過失について

上記で重過失がなかった場合と書きましたが、
過失には重過失があれば、軽過失もあることになります。

錯誤無効は重過失に限りますから、
軽過失があっても無効を主張できます。

では重過失とは、どんな過失かと疑問に思われると思いますが、
この線引きは、はっきりしたものはありません。

宅建試験では、試験そのものにストレートに重過失と
書いてくれますので、安心してください。

 

3.無効を主張できるのは誰?

この錯誤無効は、勘違いした本人を保護しようと考えられたものですから、
無効を主張できるのは勘違いした本人だけとなります。

契約の相手方や第三者は、無効を主張を主張できませんので
注意してください。

 

4.無効は第三者にも主張できるのか?

錯誤無効の主張は、第三者が善意無過失の第三者でも
対抗できることになっています。

例えば善意の第三者に所有権移転の登記が移っていても、
錯誤無効の主張は及ぶことになります。

関連過去問      
令和元年 問2 平成30年 問1 平成27年 問2 平成24年 問1
平成23年 問1 平成19年 問1 平成17年 問2 平成16年 問1
平成14年 問1 平成13年 問2 平成12年 問4 平成10年 問7
平成7年 問4 平成6年 問2 平成5年 問3 平成4年 問2
平成3年 問2

本日はここまで!

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3件のコメント

  • 絶対合格❗

    要素の錯誤ですが、勘違いした本人を保護するものとありますが、勘違いで売ってしまった売主だけでなく、勘違いから買ってしまった買主も無効を主張できるのでしょうか?

    • おはようございます。
      ご質問ありがとうございます。

      売った方でも、買った方でも、その本人が要素に錯誤があり、重過失がなければ、錯誤無効の主張はできます。

      以上です。
      ご理解いただけたでしょうか?
      勉強頑張ってください。

  • ノエル

    民法改正で錯誤無効→取り消しになったのではないでしょうか?

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