危険負担

canvas宅建試験において、危険負担が
単独で出題されることは、少ないですが、

実務を行う上では、必ず知っておいて欲しい
箇所ですので、民法の原則を
おさえておいてください。




危険負担とは

売買契約をした後、引き渡しの間に、例えば建物が台風や竜巻で
倒壊してしまい、売主の引き渡し義務が履行でくなくなった場合、
買主の代金支払債務が消滅するのか、しないのかの問題が発生します。

常識的に考えると、目的物が消滅したのですから
代金の支払債務も消滅するはずなのですが、

実は、民法では不動産のような特定物については、
代金の支払債務は消滅しないことになっています。

これを危険負担と言っています。

 

この民法の考えは、物件の変動は売主買主双方の
意思表示だけで直ちに成立するとしています。

つまり家など不動産の場合も同様で、物件の変動が
買主に移動して以上、買主が負担するのが当然と言うものです。
但し、売主に何らかの過失があれば、それは売主の責任となります。

ただ、この考えについては公平性に欠けると言う
強い批判があるため、実務的には特約で目的物が
消滅すれば、買主の代金支払債務も消滅するとして
民法の規定を打ち消しています。

この危険負担は、一般の考えとは、違う箇所ですから
十分注意してください。

売買契約書に、特約や条件を付けていない場合は、
原則規定の民法が採用されることになります。

関連過去問      
平成19年 問10 平成8年 問11

本日はここまで!

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