宅建試験でも出るかも? マンション管理士 過去問 H17-23 建築基準法(防火,準防火地域) 問題と解説

宅建と兄弟資格でもあるマンション管理士試験ですから、
その過去問については、宅建試験で問われても何ら不思議ではありません。

難易度レベルもほぼ変わりありませんので、
腕試しのつもりで、ぜひ、挑戦して見てください。

マンション管理士 過去問 H17-23 建築基準法(防火,準防火地域) 問題

準防火地城にある共同住宅に関する次の記述のうち、建築基準法の規定によれば、誤っているものはどれか。

  1. 地階を除く階数が4以上であるもの又は延べ面積が1,500㎡を超えるものは、耐火建築物としなければならない。
  2. 当該共同住宅の外壁の開口部で延焼のおそれのある部分には、一定の防火設備を設けなければならない。
  3. 延べ面積が500㎡を超え、1,500㎡以下のものは、耐火建築物又は準耐火建築物にしなければならない。
  4. 当該共同住宅が防火地域及び準防火地域にわたる場合においては、準防火地域の建築物に関する規定は適応されることはない。



マンション管理士 過去問 H17-23 建築基準法(防火,準防火地域) 解説

 

1. 〇 正しい

【問題】

準防火地城にある共同住宅で、地階を除く階数が4以上であるもの又は延べ面積が1,500㎡を超えるものは、耐火建築物としなければならない。

【解説】

以下の表から、記述の建物は、耐火建築物としなければなりません。

防火地域内 準防火地域内
耐火建築物のしなければいけない建物 3階以上(地階を含む 4階以上(地階を除く
または、 または
・延面積100㎡超 ・延面積1,500㎡超
準耐火建築物でも構わない建物 その他上記に該当しない建物 地上3階建(地階を除く
または
・延面積500㎡超 1,500㎡以下 

注:500㎡以下の建物で、一定の防火措置を取れば木造にすることもできます。
それ以外は、耐火建築物または準耐火建築物にしなければいけません。

 

2. 〇 正しい

【問題】

準防火地城にある共同住宅の外壁の開口部で延焼のおそれのある部分には、一定の防火設備を設けなければならない。

【解説】

防火地域又は準防火地域内にある建築物は、その外壁の開口部で延焼のおそれのある部分に、防火戸その他の政令で定める防火設備を設けなければなりません(建築基準法64条)。

 

3. 〇 正しい

【問題】

準防火地城にある共同住宅で、延べ面積が500㎡を超え、1,500㎡以下のものは、耐火建築物又は準耐火建築物にしなければならない。

【解説】

肢1の解説の表から、記述は正しいです。

 

4. × 誤り

【問題】

共同住宅が防火地域及び準防火地域にわたる場合においては、準防火地域の建築物に関する規定は適応されることはない。

【解説】

建築物が防火地域及び準防火地域にわたる場合においては、その全部について防火地域内の建築物に関する規定を適用されますが、建築物が防火地域外において防火壁で区画されている場合においては、その防火壁外の部分については、準防火地域内の建築物に関する規定が適用されます(建築基準法67条2項)。

 

以上より、解答はでした。 

防火、準防火地域の基本問題でした。

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